風邪の状態が少しよくなった・・・
でも心の中が風邪気味で、咳をしている・・・
何もしたくない、何も考えたくない・・・・
車にエンジンをかけドライブに出る・・・
真っ青な空が前方に広がりその空に向かい疾走する・・・
ハイウエイを出て海に向かって走る・・・
潮の匂いがしてくる・・・
車を止めて外に出る・・・
突風が体を揺らす・・・
廃墟になった、れすとらんが水の上で不安定にその形を保っている・・・
波が動くたびに廃墟は揺れ、そのたびに今倒れるのではないかと、わたしは目を輝かせる・・・
しかしその危なっかしい廃墟はバランス良く保ち、わたしの期待を裏切る・・・
修飾がいっさい無くなった廃墟の、細い柱の向こう側で波が揺れている・・・
風が吹くと、かって日夜繰り返された饗宴のざわめきが、廃墟の中でうごめく・・・
心の咳がくっくっと鳴く・・・・
倒れる、倒れない、この間を行ったりきたりしながら、くっくっと鳴く・・・
風が一陣吹き上がり私の体を車のドアにぶち当てる・・・
車を走らせて、来た道を戻る・・・
青空は真っ青に広がり、心の咳は小さくなりながら、くっくっと笑っている・・・
▲ by njexp | 2007-03-03 22:11 | a poem